日本TA協会第37回大会

後援:日本交流分析学会、日本交流分析協会

テーマ「安全を感じることと絆」

 完全に安全ではあり得ない中、誰もが心の中に自分を安心させるためのパターン認識、脚本を書いて生き延びてきました。哺乳類である我々は、他の存在とつながることで安全感を強め、内的な安全感を築いていきます。ちっちゃな赤ちゃんの時のパターン認識が、生き延びるには役立ったとはいえ、大人になって危険も安全もある現実を生きていくのに邪魔になっていることもあります。TAを生かして、脳・体に刻み込まれた過去を過去のものとし、過去も含めた現在の自分やつながりを実感する機会となると幸いです。

第37回大会実行委員長 満山かおる(アスファレス心理センター、CTA)

プログラム

1日目 10月25日(土) プログラム 担当講師他
9:30 開場  
10:00 開会行事  
10:10

Ⓗ基調講演 「安全と絆」

ポリヴェーガル理論とソマティック・エクスペリエンシング®(SE™)の視点から、脳・体に刻み込まれた過去からの回復についてお話いただきます。また、哺乳類である我々が、つながることで安全を高めてきたこと、安全を感じることとつながっているとつながっていると感じることの大切さをお話いただきます。TA理論における脚本の期限の理解と脚本の書き換えに役立つヒントが満載です。

 

花岡ちぐさ氏

(国際メンタルフィットネス研究所代表 

ソマティック・エクスペリエンシング®(SE™)インターナショナル・ファカルティ

ポリヴェーガル・インスティテュート インターナショナル・パートナー

内的家族システム療法(IFS)の日本初のインストラクター資格保持者)

ここに全て肩書きを書くと長いので、左の説明文に入れたほうが良いと思いますがいかがでしょうか。

12:00 休憩  
13:00

ワークショップ①

「プレTA101」

TAの入門講座です。TAに初めて触れる方が、TAの基本概念や哲学を知る時間になります。すでにTAを学んでいる方にとっても、基本を復習する機会となるでしょう。


 

満山かおる氏

(アスファレス心理センター、CTA)

Ⓗワークショップ②

「縦のきずな、ものとのきずな」

心理療法やカウンセリングにおいて、「安全と絆」というテーマは古くて新しく、日常的でまた特別なものです。本ワークショプでは、このテーマを対人世界のテーマから拡張させて、時間という軸から私たちが持つ「縦の絆」と、人間や動物以外の「もの」との絆に焦点を当てて、それらを再評価します。

門本泉氏

(大正大学、TSTA)

15:30 休憩  
15:45

Ⓗオンラインインタビュー

「日本におけるITAAのカウンセリング領域トレーニング」

1980年以来、45年以上国際TA協会のメンバー。国際TA協会の教育・カウンセリング分野の教授資格会員(TSTA)。現ITAA倫理委員会会長。TAJ(国際TA協会の論文集)に3本の論文が掲載されています。オーストラリア・シドニー在住。Australian College of Applied Psychologyで上級教育を25年間。カウンセリングの実践家。インドや日本のTAトレーニーに対し、オンラインでグループスーパービジョンを行なっています。今回はオンラインでオーストラリアと繋いで、テーマを中心にお話しいただく予定です。 

Jan Grant氏

(TSTA)

17:00 1日目終了  
17:30 懇親会  

 

   
2日目 10月26日(日) プログラム 担当講師他
 9:15 開場  
9:30

ワークショップ③

「高齢者ケアの安心のために~ケアワーカーの感情労働」

高齢者ケアの現場では、ケアワーカーの感情労働が大きな関心事の一つです。その負担が高齢者虐待の一因になることもあります。本ワークショップでは感情労働の実態や背景に目を向け、ケアワーカーが能力を発揮するための「保護」と「許可」をどのように確保していくか、ともに考えます。

 

月岡哲夫

(西毛病院)

 

 

 

Ⓗワークショップ④

「心理的に安心安全で、やる気に満ちたチームにするために〜組織分野のTAの活用〜」

私たちは誰もが様々な組織に所属しています。その組織が安心できる場となり、さらにやる気に満ちたチームにするためには、どのような要素が必要なのでしょうか?本WSでは、組織分野のTAを紹介しながら、参加者の皆さまが所属する組織について考える機会も提供します。

北村嘉伸

(株式会社ウイン教育コンサルタンツ、TSTA)

12:00 休憩  
13:00

ワークショップ⑤

「TAの理念と用語を共有するグループスーパービジョン(GSV)の特徴と効果について考える」

私たちのGSV(アスファレス心理センターケース検討会)は、T Aの理念「OKネス」と「自立性(自発性、気づき、親密性)」に基づき、ディスカウントを排した真剣な議論を通して、よりよいクライエント支援だけでなく、メンバー相互の成長の場であることを目指しています。TAを共有するGSVの特徴として、ThのスタンスやTh-Cl関係に与える影響についても検討します。

※このワークショップは守秘性の高い情報が扱われます。ワークショップ内で起きたことは、口頭/インターネット/文章等で外に出すことはなさらないようにお願いいたします。同意される方のみご参加いただけます。ご同意いただける方は、お申込時に該当項目で同意を選んでください。

島田涼子

(東邦大学、CTA)

伊東孝郎

(白鷗大学)

Ⓗワークショップ⑥

「教育と保育領域から見た安全」

保育と教育、それぞれの現場でTAを実践している2人の講師が、TAを使って「子どもと安全」についてどう向き合うかをお話します。演習を交えながら、現場で役立つヒントを一緒に体験できるワークショップです。TAの温かさやおもしろさを感じながら、明日からの実践につながる学びをぜひご一緒に。お気軽にご参加ください。

川並美智子

(保育士、CTA)

金丸隆太

(茨城大学、CTA)

15:30 クロージング  
16:00 閉会  
  • Ⓗ ハイブリッド形式
  • CTA:国際組織による認定TAアナリスト、TSTA:同教授会員
  • ワークショップは、対面参加の方は①と②のどちらか、③と④のどちらか、⑤と⑥のどちらか一方ずつを選択して頂きます。オンライン参加の方は、ハイブリッドプログラムになっている②と④と⑤のみになります。

 

参加費

申込日

TAAJ会員

日本交流分析学会会員
日本交流分析協会会員

非会員

学生

~9/24

7,000円

7,500円

9,000円

500円

9/25~

8,000円

8,500円

10,000円

1,000円

懇親会  申込時期、会員資格にかかわらず一律4,800円

会場

ハイブリッド開催

  • 対面会場 晴和ホール(公益財団法人神経研究所)
  • オンライン会場 Zoom

対面会場アクセス

公益財団法人神経研究所(東京都新宿区弁天町91)
https://www.ionp.or.jp/access.html

電車をご利用の場合

  • 東西線早稲田駅(弁天町方面出口) 徒歩 10分
  • 東西線神楽坂駅(矢来町方面出口) 徒歩 10分
  • 都営大江戸線牛込柳町駅(東口出口) 徒歩 5分

バスをご利用の場合

  • 都バス白61(新宿駅西口~練馬車庫) 牛込弁天町停留所 徒歩 0分
  • 都バス橋63(大久保駅~新橋駅) 牛込柳町停留所 徒歩 5分

フライヤー

表面

裏面

申し込み方法

  • 申込締切:○月○日正午(早割:9月24日まで)
  • 会場参加で申し込まれた場合でも、当日オンライン参加に変更可能です。その場合、ワークショップはハイブリッドプログラムのみ参加可となりますのでご了承ください。(こう書いて良いか? こうすると当日変更者の対応が不要でラク)
  • 申込者の方全員に後日、ハイブリッドプログラム参加用のZoom情報をメールでお送りします。(こう書いて良いか? この場合、事務局か大会長から、どこかのタイミングでメール送信する必要があります)
  • 下記の参加申し込みリンクよりお申込みください。
  • 参加費の振り込みもオンラインで決済しております。決済完了をもって申し込み完了です。
参加申し込み

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